アートディレクターに必要なスキルとは?デザイン以外の講座への参加も必要!

キャリアアップ スクール 体験談 転職

アートディレクターに必要なスキルとは?デザイン以外の講座への参加も必要!

アートディレクターに必要なスキルとは?デザイン以外の講座への参加も必要!
相談者

アートディレクターに必要なスキルってなんだろう。

デザイナーをしているとアートディレクターにはどうやってなるのか。または何をもってアートディレクターと言えるのかがわからない方も少なくない。

今回はアートディレクターに必要なスキルや考え方とそれを学ぶための講座をご紹介しようと思いおます。

講座といってもいろんな講座があります。
広告やWebに関係した講座もいろんな種類があるので迷ってしまうくらいです。

そして値段が高い!
ぼくが主に知っているのは宣伝会議が主催している講座ですが、
1日集中講座でも40,000円します。
確か税抜きでの金額だったと思うので税込みは44,000円ですね(;´∀`)

44,000円?別に高くないよ?という方は問題ないのですが、まだ給料が安くて行くのに躊躇してしまったり結婚していると奥さんに言いにくい方も多いのではないでしょうか。(ぼくは奥さんに言えませんでした)

もしかしたらこんなことを思っている人もいるのではないでしょうか。

講座に行く前に心配になること
・本当にレベルアップするのか
・講師に怒られたりしないだろうか
・他の人と比べて劣っていないだろうか

確かに心配になります。高額なお金を支払って参加した講座で身にならなかったらどうしたらいいものか...

そんな結果になるってわかっていたら、ぼくは iPhone SE を即買いします(;'∀')

といっても個人差はありますが、身になったというのが正直な感想です。
実は過去に2つほど講座に参加したことがあるので、体験談としてお伝えしたいと思います。

アートディレクターに必要な要素を学ぶために

グラフィックデザイナーの他に必要な要素を学ぶために

ぼくが参加した講座は以下の2つです。
・アートディレクター養成講座(ARTS/全16コマ)¥ 92,500

・コピーライター養成講座(基礎コース/全40回)¥176,000

高額な講座だったので身にならなかったらどうしようかとハラハラものですが、この2つの講座を受けることで自分なりの感想ではありますが、レベルの向上にはなったと思っています。

この2講座は当たり前のことながら、1日集中ではなく2~3週間だったり、半年ほど続く長期的な講座です。

グラフィックデザイナーやWebデザイナーにアートディレクターやコピーライターの考え方や知識は必要なのかと疑問を持つかもしれません。

個人的な結論ですが必要です。その理由は下記にまとめました。

ディレクションには論理的な考え方が必要

デザイナーにも論理的な考え方は必要

デザイナー職は感性が大事だと言われていますが、アートディレクターは違います。
デザインの提案をするとき、このデザインが良いと思いました!のような説明ではお客様も不安になります。

お客様への提案やデザインの説明に対し、デザインの制作や提案の意図を伝えられるようになると仕事の質も大きく変わります。

もちろんグラフィックデザイナーにも論理的な考え方は必須ですし、デザインにも裏付けをしっかりしていかないと提案にはならないのです。

コピーライター養成講座では、コピーライティングのことだけでなく相手に伝えるための考え方を学ぶことができます。

アートディレクター養成講座は、デザインの裏付けや提案する上でのどうしたらいいかなどを少しずつ考えるようになりました。(たくさん講師に叱られましたが ;∀;)

デザインを提案するときに自分の考えや思考を言語化できないと相手には伝わりません。自分が良いと思っているものは言わなければ伝わらないことがほとんどなのです。

デザイン提案の時、コンセプトや裏付けしているロジカルな部分をしっかり説明できてはじめて納得していただける提案になります。

上記の講座でそういったことを学ぶことができました。

アートディレクターのスキルは講座だけでは身につかない

講座に行くとその時はできたつもりになる錯覚が生まれることがあります。
ぼくも、通っているときは例外ではなく、できた気になっていました。

その感覚がずっと続けばまだいいのですが、一番もったいないのは受講した後できるだけ早く仕事に活かさなかったり実践しなかったりすることです。

講座を受けて「すごくいい話だった」と感想だけ述べて実践をしない人も見ているので実にもったいないと思いました。

せっかくお金を出して受講するので、受講した時の知識は早めに実行して少しでも自分のものにしておくべきだと考えています。

当たり前でしょ?と思う方もいると思います。ですが、この実践がなかなか難しいんです。得た知識を自分の仕事に当てはめてみたり、応用してみたりとある程度の試行錯誤は必要になります。

まとめ

アートディレクターになるには結局職場のアートディレクターの人の仕事を見るのが一番手っ取り早いですが、職場がアートディレクターではなく営業から直接デザイナーに仕事を振るような会社ではアートディレクションも何もあったもんじゃありません。

それにアートディレクターがいたとしても、その人の仕事の仕方が正解とも言えないし自分に合っているとも限りません。

講座に行くことは自分のレベルアップにつなげることができるので、おすすめですが資金との相談にもなります。

企業によっては社員を講座などに行かせて知識やスキルの向上を図るところもあるので一度確認してみるといいかもしれません。

少数精鋭の企業でしたら、経営陣との距離も近いと思うので機会を見て話しを出してみるというのもありだと思います。

グラフィックデザインやWebデザインの講座でも良いですし、自分のフィールドを広げるために関連した別の口座に行くのもおすすめです。

-キャリアアップ, スクール, 体験談, 転職