いきなりですが、デザイナー志望の方はこれから受ける面接全て私服で挑んでください。
いざ面接になった時、どんな服装で挑もうか迷っていませんか？
営業や一般職ならスーツで行けば問題ないですがグラフィックデザイナーやWebデザイナーなどのクリエイティブ職なら私服一択です。
クリエイティブ職を扱う人材紹介会社に聞いたこともありますが、無難にスーツがいいとのことでした。
が！しかし！スーツを着て面接が成功したことは経験上ほとんどありません。
スーツは着方を間違うと完全に営業と間違われることが圧倒的に多いのです。
「え？面接予定の方だったんですか？てっきり営業かと思いましたよ笑」なんて言われたり。
1社だけならまだしも数社でこんなことがあり、面接前からつまずくことも少なくなかったんです。
それでは、クリエイティブ職での面接の服装ってなにが正解なんでしょうか。
企業によるとは思いますが、ある程度の節度を守った服装を考えてみましょう。
デザイナーの面接でスーツは印象が良くなかった
一概にこれ！というものはありませんが、経験上スーツはNGでした。
上記でも書きましたが、スーツでの印象イコール営業と思われがちになるからです。
□ スーツでの印象
・営業っぽい
・真面目すぎてクリエイティブっぽくない
・ポートフォリオにまで固い印象を受ける
というようにいいことはありませんでした。
では、どんな服装がいいのでしょう。男性と女性わけて考えてみました。
デザイナーの面接に合った服装【男性の場合】
・グレー or ネイビーのジャケットもしくはカーディガンやジレ
・シャツは襟付きであれば私服用でも可
・チノパン or カラーパンツ（落ち着いた色）
・レザーの靴
男性の場合はノーネクタイでジャケットやカーディガンにカラーパンツなどでコーディネートしていれば基本的にOKです。
ジャケットを着用していれば安心感はありますが、企業によっては固く見えてしまうのでカーディガンもおすすめです。
また夏場の面接ではジャケットだと暑苦しく見えてしまうのでジレもおすすめです。実際に着て面接に行きましたが問題なく内定でした。
デザイナーの面接に合った服装【女性の場合】
・ジャケットもしくはカーディガン
・襟つきのブラウス
・パンツ or 長めのスカート
女性の場合もカーディガンやジャケットのスタイルが基本のようです。
私服に近い方が印象の良いデザイン事務所など制作会社の面接は固めのジャケットではなく、セーターやカーディガンなどのニット系など。ジャケットならダブルジャケットなどどうでしょう。
これはNG！
・露出度のある服装
・カジュアルダウンのし過ぎは逆にだらしなく見える
・スニーカーやピンヒールなど
・デニムは基本的にNG
ある程度のオシャレは大切ですが、自分の趣味が強すぎると協調性にかけると思われる可能性も出てきます。
節度はしっかり守った上で服装を考えてみましょう。
私服OKの会社でもある程度はドレスコードというものがあります。
社内で働く時の服装や、お客様と打ち合わせに行く時の服装。時と場合によって適した服装があるので、その時のコーディネートを考えてみると良いと思いますよ。
私服面接をお願いする企業もある
企業によっては私服での面接を企業側からお願いされる場合があります。
ぼく自身はこれまで1度だけありました。
面接の服装は私服で着てくださいね。と何度も念押しされたのでその時は私服で行きました。
それでもある程度気にかけた服装にしましたけどね。
その時の服装は、
・カーディガン
・襟付きシャツ（私服用）
・アンクルパンツ（ユニクロ）
・レザーシューズ
このような感じの組み合わせで行きました。
この時の企業側の意向は私服でのセンスも見ておきたかったらしく。
制作したポートフォリオと服装のセンス、人柄など色んな視点から見てみて採用を考えたかったそうです。
制作部のリーダーと副リーダーが面接担当で、そのあと役員面接に入りましたが服装に問題はなかったようで安心しましたものです（笑
結局デザイナーの私服面接で着ていく服装は何がいい？
スーツやビジネスカジュアルなど面接での服装は複数ありますが、デザイナーの面接で着ていく服装はジャケットかカーディガンのスタイルを企業の雰囲気によって使い分けた方がいいと考えられます。
とくにバリバリのデザイン会社などはジャケットをやめてカーディガンスタイルかなと思います。
私服寄りでも大丈夫だと思いますが、小綺麗な服装を心がけましょう。
デザイン会社とは逆にインハウスデザイナーなど一般企業での面接の場合は私服寄りではなくジャケットやスーツの方が好まれる可能性があります。面接担当がデザイナーや制作の現場を指揮していない可能性もあるので。
スーツ出なくても全くOKだと思いますが、もしジャケットにネクタイのスタイルで挑むならビジネスで使うようなネクタイは避けてニットタイなどがおすすめです。
応募する企業によって、服装を切り替えて行きましょう。
