転職活動をしていれば避けては通れない面接。面接って緊張しますよね?
ぼくも面接が決まった時はよし!と、やる気いっぱいになっちゃうのですが、前日になると緊張してくるということも少なからずありました。むしろほとんどでした。
当日になると自分の思っていることを上手く伝えられなかったり、違う受け取り方をされたりすることもあって、痛い思いを何度もしたものです。
面接の時はいい顔をされても、結果が残念だったこともたくさんありました。
当時を思い返すと痛々しい。
不採用の理由も教えてはくれないので何が悪かったか、何が合わなかったのかはその時はわかりませんでした。
しかし、不採用になった時のことをよく思い返すと、その理由ってやっぱりあるんですね。
企業にとって欲しい人材か
自分はこれから面接していただく企業にとって獲得したい人材なのかどうか。
根本的な話ですが、スタートはここからになります。
面接の段階に立った時点で、企業はその人材に対し「戦力」や「貢献してくれる人」という可能性を期待しています。
経験者の場合は即戦力を期待されて面接のステージに進んで場合がほとんどですが未経験者の場合はどうでしょうか。
年齢に関しては若ければいいというわけではなく、企業によって重点をおく年代は様々です。30代に入ってくると転職をする率が減ってくるのでそこを狙っている企業も多かったりします。
社会人経験が20代よりも豊富なので職務以外に育てる範囲が少なくて済むし、独り立ちまでが早いというメリットもあります。
40代になるとマネジメント経験を売りにしている人材も少なくありません。
また、経験者の場合は自分が経験した分野と企業が欲しいと思っている分野に差異があると不採用の可能性が出てきます。
例えば
【経験者の人材】
経験が多い:ポスターやパンフレットのデザイン
経験が少ない:Webページ制作
【企業が求める人材】
Webページ制作経験が必須で「JavaScript」などができれば大歓迎
上記を比べると、企業側としては欲しい人材とは経験値が異なり即戦力ではないと判断される可能性があります。
経験者は自分の経験値がどこまで募集している企業に当てはまっているかを調べることが必要になります。
未経験者の場合は、自分のなりたい分野がその企業の募集要項に沿ったものだとしたら面接の際にやる気をアピールするべきかと考えます。
募集内容を確認し、自分の経歴と照らし合わせることをおすすめします。
志望動機は見抜かれやすい
企業に応募するにあたって重要なポイントでもある志望動機。
みなさんも面接の際は結構困ったかと思います。
僕自身も志望動機でものすごく困ったことは数多くあります。
志望動機の部分は履歴書作成のうち一番最後になっていましたし。
適用なことを書くと面接担当にズバリ見抜かれてしまい、速攻で突っ込まれるので要注意です。
面接でほぼ最初に聞かれる質問ですし、100%出るのでしっかり考えておくことをお勧めします。
志望動機の考え方はそれぞれでなので上記だけでなく自由に考えてみてください。
ちなみにぼくの場合は、
・事業内容である通信販売の商材がニッチで他にあまりない業種だった
・生き残る可能性がある企業だと感じた
・オリジナルブランドも取り扱っている
以上を含めて志望動機として伝えました。
ちなみにNGではないのですが、未経験であれば他の応募者と被りやすい志望動機などがあります。
このような志望動機の人は結構いますし、何より志望動機に企業側のメリットが含まれていません。
特にキャリア採用に重要な点ですが、志望動機で大事なのは自分と企業にメリットがないと企業側として採用してくれる可能性は低くなります。
自分の売りをしっかり伝えよう
自分の売りをしっかり伝えることで、企業側はその人を採用した時にどれだけのメリットがあるかを考えます。
志望動機と一緒に、自分の売りも伝えましょう。こういった志望動機と自分の売りを伝えることは好印象になりやすいです。
企業側は「弊社のことをよく調べていますね」とか、「こちらが気づかなかった利点に気づきました」など印象アップにつながることは少なからずありました。
あとは企業側と自分が勉強してきたことや、経験してきたことがどのようにマッチしているかを伝えることができれば、面接はほぼやり切ったといっていいでしょう。
まとめ
面接は自分の経歴や志望動機を伝える場所でもありますが、企業側からすれば相手がどんな人材でどんなメリットがありどれだけの利益を生み出してくれるのかを見る場になります。
なので面接を受ける側としては、応募する企業に対し「勉強がしたい」や「自分の将来のためになる」という自分の視点のみでの回答を用意すると企業側からは残念な印象になりかねないので注意しましょう。
しっかりと、企業側にとってのメリットやどの仕事に対して貢献できるかを明確にしておくと印象はプラスになります。
応募先の募集内容の見直しとともに事業内容や企業理念なども調べておきましょう。
・事業内容
・企業理念 など