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知らないと損をする!転職の売り手市場は30代!採用のメリットや年収の交渉もしやすい年代

転職の売り手市場は30代!採用のメリットと年収がアップする可能性

転職市場での売り手は20代だと昔は思っていました。
29才の時に焦って転職活動をして手当たり次第企業に応募をしていたのはまだ強く覚えています。
ほぼ失敗に終わりましたが(笑)

今では20代よりも30代を強く希望している企業も多くあり、一つの採用基準にしている企業も少なくはありません。

ぼくも転職したのは36才でした。
失敗続きだった29才の時と比べて内定になる確率は明らかによくなっていました。

どうして20代と比べて30代の方が売り手なのでしょうか。
30代が売り手市場である理由を書いていこうと思います。

前職で経験したことをどれだけ活かせるのか

30代での採用メリットは、前職や前々職でどんな職務を経験したかで内定の確率は変化します。
デザインは未経験でも営業などを経験して入れば打ち合わせなどでお客様の意図が汲み取りやすかったり提案を考えることができたりとデザインのみの経験者と比べてメリットが大きく違います。

意図を汲み取れるということはコミュニケーション力が高く周囲や癖の強い上司などともうまくやっていける可能性が期待できます。

そういった意味では営業職の経験も売りになり、次のキャリアアップに繋げることもできるわけです。

社会経験で人間性も成長している

社会経験で人間性も成長している

20代と比べて30代の人材は成長した人間性も期待されています。
一から育成する必要もなく、業務の教育に集中でいることもメリットです。

30代の採用で期待できると考えられるもの

・ミスやイレギュラーも落ち着いて対処ができる
・メンタルやモチベーションを安定させられる
・自分自身を成長させるプロセスを持っている

特にメンタル面の成長は20代で多くの人が経験することだと思います。
すべての人がそうではありませんが辛い思いや成功体験、この経験値が30代は貴重な人材だと言えます。

教育期間が短期間で済む

ただ与えられた仕事をこなすだけでなく、これからどうするべきかまで考え行動できるので教育する期間も比較的短くて済みます。

少し前までは将来を見越して長く育てるという企業の考えがあり、新卒で入社して長く勤める方が給料が良かったり周りからもよく見られるという傾向が強くありました。

しかし、この人材不足の世の中だと早く戦力になって利益を出して欲しいのが本心になります。
人を雇用するということは人手不足なので実際長期間教育している余裕もないのです。

それに、今では転職によって経験を豊富にする考えも少しづつ増えてきているのではないでしょうか。
はじめは未経験で入って低い収入で我慢しキャリアを積み上げていき、機を見て転職!という考えもありだと思います。

会社への提案も期待している

社会経験と仕事の経験2つを同時に経験する20代は余裕がないことが多いのに比べて社会経験がある30代は仕事を覚えるのに集中できて余裕も生まれます。

特に中小企業は新しい風を期待することが多くいので仕事の改善や社内の効率などを第三者的な目線で提案を期待される場合もあります。

離職率が20代に比べて低いと考えられる

また30代での転職で最後にしたいと思う人も多いと思います。
30代後半になってくると、キャリアやマネジメントの経験がないと転職に不利な状況になっていきます。

これまでの経験を生かして、キャリアアップや待遇を良くすることを目的とした最後の転職場所としている人も少なくはないはず。

その点20代はまだまだ若さで勝負できる年齢なので、どんどんチャレンジできるわけです。

給与や仕事内容の交渉がしやすい

給与や仕事内容の交渉がしやすい

前職と同様の職種なら経験をフルに活かせるので前職の給与を参考に交渉がしやすいのも30代のメリットです。

交渉がしやすい理由

・前職の給与を考慮されることが多く、交渉しやすい
・経験を活かすため、仕事の希望を伝えやすい

経験した職種にもよりますが、転職はステップアップに繋げないと単に職歴が増えるだけになってしまいます。それでは待遇面で損をしてしまうことになりかねません。

経験したことをぜひ次の職場で活かして、待遇に繋げられるようにしましょう。

30代という年齢はメリット

30代は売り手市場だということを伝えましたが、やはり30才を超えてしまったことで焦る気持ちには出てしまいます。

転職活動を考えるに30代では自分の年齢を気にするのではなく、それだけ経験したという自信を持ってば転職活動も焦らずじっくりできるはず。

20代ではできなかった給与の交渉も30代ではできるようになりました。
もうすぐ30才になってしまうと不安にはならずに、今までの経験と30才から経験できることをよく考えて転職活動をしていきましょう。

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