体験談

アートディレクター養成講座に行きたい!社長との交渉で受講することに成功

アートディレクター養成講座に行きたい!社長との交渉で受講することに成功

みなさんは、参加したい講座などはありますか?
講座に関係した無料セミナーや説明会に出席すると興味を惹かれていきたくなることってありますよね。

ときたま会社宛てに講座のDMが届くと目を通したりしているのですが、中には興味を引く講座もあるのでコース内容や料金の確認をするのですが...

なにせ料金が高い!

この時、ぼくの見ていた講座は「アートディレクター養成講座(ARTS)」というもので課題をブレイクスルー(革新的解決)やアートディレクターの思考などを勉強する講座でした。

アートディレクター養成講座(ARTS)
価格:92,500円(税込)
期間:16コマ(1コマ2時間)1日/2コマ

お小遣いの少ないぼくにとっては到底無理な金額 ...
奥さんに一応話をしてみると「必要なことなら出すよ」と言ってくれて嬉しかったのですが、子どももまだ小さかったですし、安易に出費することもできません。

それに今後また行きたい講座があった時のことを考えるとそれも避けたいのが正直なところでした。(甘い考えですね)

PCが壊れたことでアートディレクター養成講座を1度諦める

丁度この時期、会社で自分の使っているPCの調子が悪くなり、メモリを足したりしてごまかしごまかし使っていました。

この時はWindowsを使っていて他のPCからパーツの流用もしたりして買い替えをしなくてもいいようにある程度の工夫はできていましたが、それでもチョコチョコ動作がおかしい時が。

そもそも、ぼくが使っていたPCは辞めていった先輩が自作したものでカスタマイズはある程度できても修理や原因まではわかりませんでした。

しかたがないので原因を聞いてみると、マザーボードが寿命ということでマザーボードを交換するか新品を購入するかの2択しかありません。

会社のPCがこんなんでは死活問題ですし、講座に行っている場合ではないとトドメをさされた気分でした。(大袈裟ですね)

社長に事情を説明し、PCを新調することに。

自分のMACで仕事ができる環境に

新たに購入するPCをどれにしようか選んでいたのですが、どれも10万円前後。
講座と同じくらいの金額するなー...と考えながら

ふと自分の家で眠っているMacBook Pro を思いだして「Macを眠らせたままにしているより、いっそのこと会社で使ってしまおうか?」と妙案が。

自分のMacを持ち込むことでPCの出費を軽減できるので浮いた分を講座の費用へ回してもらえるのではと目論んでみました。
Macのスペック自体も申し分なく、スペックアップになります。

▢MacBook Proのスペック
CPU:2.2GHzクアッドコア Core i7
メモリ:8GB

▢自分がMacを持ち込んだ場合に必要になるもの。
・WIndowsOS(4万円程度)のみ
フォントやAdobe製品は元々使っていたもののライセンス以降し使えばOK。

単純に6万円ほど出費は浮くので、交渉してみることにしました。
ダメ元ですし、このまま何もしないよりは随分マシです。

社長に直接交渉

いまの状況と自分のMacのマシンのスペック、どのようにしてWindowsを入れて使うかなどを簡単にまとめ社長に見てもらい、少しながら費用が浮くことを説明。

そこから講座に行くための交渉に入っていきました。
実質浮く費用は6万ですが、講座に行けば9万以上かかるので3万と少し損になります。

その部分を飲んでもらえるかは賭けでした。
講座の内容も併せて説明し、講座を修了したらできる仕事の可能性を説明した上での提案をどこまで納得してもらえるのか。

提案をする前に社長からの一言、
「浮いた分を講座に回せばいいじゃん」

少しビックリして、間が空きました。まさか先に言われてしまうとは。
「ありがとうございます!」とお礼を伝え、その後の予定だけ簡単に打ち合わせ。

ひとまず講座に行ける事の喜びと安心感でこの日は満足していました。

まさか、この講座でトラウマになってしまうことになるとは全くこの時は知る由もありませんでした。

まとめ

今回、講座に行くためにぼくがとった方法は会社での条件が揃っていないとできなかったことだと思います。

今回は、無事に講座にいけましたが2度は通じない方法です。
まずこんな状況にならないと思うので、こんな方法をとってまでして講座に行く人間もいるんだなと興味本位で見てもらえれば幸いです。

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