人材紹介会社でお世話になるキャリアアドバイザー。ぼくも何度もお世話になりました。
キャリアアドバイザーってどんなことをアドバイスしてくれたり教えてくれるのだろう。と思ったことはありますか？
いままで利用したことがないと、少し引いてしまって踏み出せなかったりしますよね。
ぼくも初めて利用するときは結構ドキドキしました。
実際、キャリアアドバイザーに相談してどんなメリットがあるのでしょう。
体験談を交えてお話ししようかと思います。
キャリアアドバイザーに希望や不安を言うことで現状を見直せる
転職活動をしていると、自分の置かれている立場や現状がまとまってなかったりします。何から手を付けたらいいのか、優先してするべきことは何なのかなどが一時的にわからなくなってしまうこともあると思います。
そんな時にもキャリアアドバイザーに相談することで現状を脱出するキッカケになったりします。
キャリアアドバイザーに自分の希望職種や収入、これからの不安などを直接伝えることで今自分がどんな状況にあるかを改めて見直すことができます。
ただただ不安だったのが今後の課題に変わったり、思ったより重要ではなかったりと次のステップに踏み出しやすくなるだけでも大きな一歩ですよね。
これを基に履歴書や職務経歴書の再確認と修正で書類選考の対策をしたり、面接の対策なども立てやすくなります。
自分が転職で一番譲れない部分は何なのか、妥協できるところは？
それが決まるだけで、応募する企業も絞りやすくなりますし仮にどこかで採用になった時も本当にここで良いのか判断することもできるようになります。
自分の“知らなかった強み”を知ることができる
キャリアアドバイザーに相談することで職務経歴書と本人との面談で経歴とギャップを見つけてくれる場合もあります。
この時はグラフィックデザインの制作に関わることしか職務経歴書に書いていませんでした。
しかしキャリアアドバイザーから、トモヤさんの話を聞いているとグラフィックデザイナーの仕事だけではないのでは？という話になりました。
この時の仕事内容は、
・制作（グラフィックデザイン）業務
・協力会社とのやり取り
・お客様とヒアリングや打ち合わせ
・見積作成
・自社制作物（パンフレット・名刺・Webサイト）
・提案書やロゴ仕様書の作成
・プレゼン（年1回程度ですが）
など
確かにこうして出してみると色々やっていたんだなと改めて自分自身を知ることができたので、ぼくにとっては大きなプラスになりました。
職務経歴書を見る限りでは、グラフィックデザインの業務のみの印象が強いとのことだったので実際に行っている業務全般を見直しすことにしました。
改めて出来上がった職務経歴書をキャリアアドバイザーに確認してもらいOKをいただけたときはうれしいものがありました。
それから登録している転職サイトすべてのプロフィールを書き直すことで、今まであまり来なかったオファー通知が来るようになりました。
面接時になぜ自分が面接に読んでいただいたのかを聞いてみると、応募するグラフィックデザイナー方々は制作の仕事以外やっていないことが多く、提案や見積りなどまでやっている人材は珍しいとのことでした。
作る仕事以外はあまり意味がないと思っていましたが、予想外のところでそんな経験が活きてくるとは思ってもいませんでした。
まとめ
キャリアアドバイザーに相談することで大きく2点のことがわかりました。
・自分の現状を見直せる
・自分の強みを知ることができる
それを知ることで、こんなことがわかります。
・どんな企業で、どんな仕事ができるのか。
・応募するとき、自分の強みをどれだけアピールできるのか。
この2点を考えながら今後の転職活動の仕方を工夫することができます。
ぼくの場合、今まで手当たり次第応募して不採用を繰り返していた時期がありましたが自分の強みを活かせそうな募集のみに絞って応募をすることにしました。
そうすることで、このように結果は変わりました。
・書類選考の通過率
・内定率
・オファーの数（企業から応募しませんか？などの連絡）
いま挙げた3つの向上につながりました。
詳細はまた別の記事でご紹介したいと思います。
一つ注意したいのが、キャリアアドバイザーによって対応は変わります。
職務経歴書や面接の対策などを考えてくれるところは人材紹介会社によって違います。
企業の紹介だけで他は何もしてくれなかったというキャリアアドバイザーも少なくありません。
事前に人材紹介会社を調べて、1社だけでなく数社回るといろんなアドバイスをくれます。キャリアアドバイザーによってアドバイスしてくれることも若干違ってくるので、焦らずに判断することをお勧めします。
