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グラフィックデザイナーからWebデザイナーになる方法とメリット

グラフィックデザイナーからWebデザイナーになるには?

年々広告費はWebが主体になっていき、Webのバナー広告だけじゃなくSNSやYoutubeなど動画を使った広告も今では常識になっています。

電車の中でよく見る中吊り広告などをはじめとした交通広告も年々減少気味になっていると痛感します。駅のホームでみるポスターはデジタルサイネージに切り替わっていますね。

広告のデザインをはじめとしたグラフィックデザインの需要は少なくなってきています。グラフィックデザイナーもWebデザイナーの仕事を取り入れているのではないでしょうか。

そこで、グラフィックデザイナーからWebデザイナーになるために必要なことや、メリットなどをまとめてみました。

グラフィックデザイナーからWebデザイナーになるメリット

デザインに必要な要素や知識をすでに持っているグラフィックデザイナーはWebデザイナーを目指しやすく、Webデザイナーに転身した人は制度の高いデザインをしている方も多くいると聞きます。

個人的主観ですが、グラフィックデザイナーはWebデザイナーより古くからある職業です。
デザインのこだわりは強く、細部までデザインをするので制度の高いものが多くあります。

グラフィックデザインにWebの知識が加われば、Webサイトの制作だけでなくパンフレットや名刺などをトータルで制作することも可能なので、デザインに統一性ができます。

Webとグラフィックデザインの両方を考慮したデザインも考えられる

Webやグラフィックデザインのどちらか極端に偏っているとトータルバランスの悪いデザインになってしまいがちに。

Webを考慮した提案ができることで、グラフィックとWebの利点を考えたデザインの提案もできるようになるので提案のバリエーションも増えます。

クライアントにもメリットがある

パンフレットや名刺、メニューなど実店舗や会社で使う販促ツールなんかはグラフィックデザイナー。
WebサイトやブログはWebデザイナーにするのは正直めんどくさいですよね。

同じことを2度も言うなんて時間の無駄ですもん。
一度の説明で済むのはお互いにとってメリットですね。

Webデザイナーになるために必要な知識

Webデザインのみならば必要ありませんが、Web制作に必須なスキルはHTMLやCSS。
デザインはできてもWebサイトに仕上げられなければ意味がありません。

今ではWebデザイナーもHTMLとCSSの知識も必須なってきているので身につけておきましょう。
抵抗さえなければスムーズに転身できると思います。ぼくの場合はかなり抵抗があったので時間はかかりました(トホホ)

デザインで使うアプリケーションはPhotoshop

グラフィックデザイナーはもっぱらIllustratorがメインをWebデザイナー
グラフィックデザイナーをしていた自分にとって驚いた事実でした。

Webはディスプレイ画面が基本になるので画像で作成するPhotoshopが作りやすいわけです。
そしてサイズの単位もグラフィックでは「mm」ですがWebでは「px」になります。

もちろんIllustratorでもWebデザインはできるし実のところぼくもいまだにIllustratorでデザインをすることが多いです。

ただ、コーディングを外注する時はPhotoshopのデータの方が良いでしょう。

WordPressなどのCMSも覚えておくと良い

HTMLやCSSの他に「CMS」も覚えておくと後々便利。CMSは平たく言うと初心者でも簡単にホームページを作成・更新できるシステムのことです。

代用的なCMSだとWordpressが一番有名です。ほかにWixやJimdoがありますが、ほとんどの企業はWordpressを導入しています。

Webサイトの編集やメンテナンスが比較的楽になりますので覚えておいて損はないでしょう。

まとめ

グラフィックデザイナーからWebデザイナーになるには、HTMLやCSSの知識に加えてWebでデザインするPhotoshopの使い方やサイズの単位などを覚えてしまえば可能です。

いまではグラフィックデザイナーとWebデザイナーとの境界も昔ほどはなくなってきているので、ハードルは比較的高くはありません。

将来のことを考えている人や、興味がある人は独学やスクールから始めてはいかがでしょうか。

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