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【転職失敗談】面接で相手の嘘に気づかず入社。すごく大変な思いをした話

残業が無いと面接で言っていたのに。入社したら残業だらけ。転職失敗談【Part2】

生活スタイルを重視する場合、必ず確認しておきたいのが残業時間。
生活をするためには仕事をしなければなりませんが、残業の多さで生活が崩れてしまっては本末転倒です。

僕も家族との生活を重視したい派。共働きなので子育てと家事にも参加し、掃除に洗濯料理も妻と分担しています。

転職活動でも求人内容に残業が少なめだったり、月平均の残業時間が20時間程度の会社を探していました。もちろん残業だけでなく、仕事内容や収入面でも納得できるところをできるだけ妥協しないで毎日転職サイトをチェックしていました。

ある日、こんな求人を見つけたのです。

好条件の求人を転職サイトで発見

その求人は平均残業時間が20時間程度で、仕事もキャリアアップが期待できるような内容でした。
企業の大きさも中小から大企業の中間程度で安定しているように感じ、中小企業以上なら働き方改革や残業の削減に関しても対応しているのだろうと思いました。

Webデザイナーの仕事もできそうだったのでとりあえず応募。
書類選考は通過し、一次面接へはスムーズにいきました。

一次面接通過、課題提出、二次面接も通過

一次面接が通過したあとは、課題が待っていて「課題を出してくるということは篩に掛けるだけの応募がある」と前向きに捉えていました。

課題をこなし、二次面接の案内も来たのでその時は狭き門をくぐれたとばかり少し舞い上がっていたのだと思います。

面接で何度も残業や待遇を確認したけど

一次面接、二次面接でも残業時間や待遇に関しては何度も確認をしていました。
主に確認したこととは。

面接時に確認したこと
・残業が少ない職場環境か
・給料や賞与に関して
・仕事の範囲はどのくらいか

など、生活に支障が出てはいけないので、上記の3つは徹底して確認していました。
少しでも曖昧な返答があった時点でやめておくべきだったと後悔しています。

入社2日目でいきなり遅くまで残業、そして休日出勤

入社当日は主に手続きと挨拶だけだったので、定時で帰れたのですが2日目以降は残業が続きました。
というか打ち合わせだけで余裕で5時間以上超えていたので、これはありえないと思いました。

会議のように複数人での打ち合わせならまだしも、僕も含めて3人。仕事の内容をクライアントから聞きそびれていることも多く、内容の確認やその場でのフリーランスの手配もしていたのでグダグダ具合が相当ひどいなと思いました。

打ち合わせの中で自分に回って来たのはパンフレットのデザインですが、明日は休みだというのに3案制作をお願いされました。

この時点で17時。定時は18時。。。いや無理でしょこれ。

明日は休みですよ?と聞いては見るものの、仕事をお願いして来た古株社員はごまかして笑うのみ。
この古株社員が全ての元凶で現場を引っ掻き回していたことをこの時まだ知りませんでした。

仕方なく次の日は休日出勤する羽目になり、なんとかデザイン案を3案仕上げて間に合わせました。
しかし、労いもお礼も全くなかったことには少々驚きましたが。

面接での内容はすべて嘘

そんな日々が2週間続き、さすがにおかしいし面接内容と全く違うので確認してみたこところ衝撃の事実を聞かされました。

面接内容は全くの嘘。

実際定時で帰れている社員は特別な事情を抱えている人でさらに上長に気に入られている場合のみの特例だったみたいで、僕自身が定時で帰れるということではなかったとのこと。

面接では何度も確認しましたが、ここまでくると言った言わないの話。
「残業がない会社なんてない」と言われましたが、面接の時に言えっつーの。

都合いいことばかりを述べて、入社したら全く違う現実を突きつける。
ここで働くことが疑問に思えて来たのを強く覚えています。

働き始めて一か月で利益を生まない部署だと知る

転職してから1ヶ月。家族の支えもありなんとか続けるいましたが、このまま行くと妻への負担が大きくなるばかり。仕事の改善点などを考えたり、ワークフローの見直しをしてみたりしましたが、どうにもこうにも社員全体が残業当たり前ムードなので、焼け石に水状態で手のつけようがありません。

特に古株社員いに至っては、無理な案件も笑顔で取って来て勝手に苦しんでいる始末。
どうやら、得意先に無理な案件を降ってくる横暴な担当がいるらしく、言いなりになっているようでした。

もちろんその無理難題な案件がメインで回って来ていたので、それをこなすのに残業を余儀なくされていました。そしてその無理難題案件に至っては。。。

びっくりするくらいの低価格で受注いたから大赤字

まさに出血大サービスなんですね。
これには驚きを超えて呆れました。

そしてこの部署自体がそれが原因で赤字を産み続ける部署になっていたようです。
他の社員も諦めているらしく、これではなんのために仕事をしているのかわからなくなってしまいました。

転職を決断

ここで働く意味がないと悟った僕は本格的に転職活動をする決断をしました。
残業が多く、利益も生み出さない部署では賞与の期待もできません。

聞いた話だと、上長に気に入られなければ数万程度になってしまうそうで。
どこまで本当かは知る由もありませんが、面接時に平気で嘘言うくらいなのであり得るなぁと思います。

速攻で2社面接を受けて2社とも合格し、辞める際に総務部の人に真実を告げて退職。
次の会社では、平均残業時間やイレギュラーの際はどのくらい残業するのかを細部まで確認してから入社しました。

今ではほぼ定時で帰れています。もちろん21時や22時までの残業は年に何度かはありますが、負担にはなっていないので納得しています。

残業に関して質問をした時に、ほんの少しでも曖昧な返答をした際は要注意です。
主にこんな返答が来たら要注意。
「みんなで頑張って早く帰るようにしています。」
「早い時はサッと帰ります。」
など、1週間で定時で帰れるのはどのくらいかなど明確な質問を用意することを強くお勧めします。

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