求人情報を見ていて、良さそうなところがあれば応募。書類選考が通れば面接を何度かしてよければ内定!そして入社へ。とこのようなスムーズな流れを想像している方は少ないと思います。
しかしながら、求人情報で良いところがあったらすぐ応募!というような流れで応募していませんか?
実はその応募の仕方は危険だったりします。
応募の前に募集企業と求人情報は良く調べておかないと面接の時に困ったりすることも少なくないはず。面接で改めて会社内の事情を聴かされたりすることもあるのではないでしょうか。
今回はすぐ応募する前にやっておかなければならない情報収集を書いていこうと思います。
求人情報を100%信用してはいけない
求人情報のみで応募をしている人は割と多かったりするのではないでしょうか?
経験上、特にクリエイティブ系の求人情報は100%信用はしていけないと強く思っています。
実際に入社して失敗したこともありましたが、面接での質問でボロがでる会社少なくなかった。。というかその時見たの会社の求人情報が実際の内容と違っていたりするので注意が必要です。
特に差があったのが「月平均の残業時間」。
残業月平均30時間以下と書いてある求人でも、実際は80時間以上の残業があったり夜遅くでもお客様から制作や修正の連絡があるとすぐに動くというスタンスの会社もありました。
なぜこんなに残業時間に違いがあるのかというと、時間外労働の上限規制というものがあります。
時間外労働の上限規制
月:45時間
年:360時間
他にも規制はありますが、時間外労働上限を超えているなんて載せられないので本当のことを伏せている会社は少なくはないのではないでしょうか。
求人情報で見る残業時間は大抵、月に10時間~30時間程度で記載されています。
程度って書かれている点が怪しいですね。
応募前に質問できる会社もありますので、気になれば是非質問をしてみましょう。
昔、流通チラシを専門で制作している会社の求人を見つけて残業がどれほどあるか質問してみたことがあります。
返答は「残業は明確には言えませんが、月の労働時間は200時間~250時間程度です。」とお答えいただいたことがあります。
残業は月に40時間~90時間程度で平均1日に2時間~4.5時間あるということですね。
なぜこのような回りくどい伝え方になるのかはわかりませんが、家族からは定時で終わる職場を求められていたので応募は辞退しました(;´∀`)
求人情報通りかを確認する手段
求人情報に書かれている内容と合っているかを確認できれば安心して応募ができるってもんです。
・仕事内容
・雇用形態
・応募資格(未経験OKもしくは経験者)
・給料(年収)
・賞与(年〇回)
・年間休日
・勤務地(転勤があるか)
・残業時間
基本的なことしかないですが、これに差異があると入社してから悩んでしまうので情報は集めておきましょう。
ではどうやって情報を集めるのか。実際に応募する会社のことを知っている人が知り合いにいればいいのですが、実際そんなに都合よくいきませんよね。
なのでそんな時は、人材紹介会社を利用しましょう。
人材紹介会社の情報は侮れません。担当によっては親切に教えていただけることもありますので、聞いてみると良いです。ぼくも何度かお世話になりました。
前に担当したことがあるとか、場合によっては噂話程度でも教えてくれたりするのでダメもとでも聞いてみることをおすすめします。
人材紹介会社によって情報がある会社が違うので、複数の人材紹介会社に聞いてみると良いです。
直接面接担当に聞いてもごまかされることがあるので、少しでも怪しいと思ったことは人材紹介会社に聞いてみましょう。担当によっては気さくに教えてくれます。
まとめ
求人情報と大きく違う印象を受けたのは残業時間が一番多かった印象です。
規制も前より厳しくなっているので、求人情報も正直には出しづらくなっているのだと思います。
すぐに働き方は改革できないのだなと思い知ります。
人材紹介会社に聞かずに残業が遅くまであるのか確認したいのなら方法は1つあります。
「遅い時間に応募したい会社の建物を見に行けばいいのです。」
明かりがついていれば残業してるってことですもんね。
残業以外に例を挙げるなら給料や待遇面です。
初任給が求人情報と違っていたり、賞与がなかった。退職金も出ると聞いていたのに、入社した後確認したら「そんなものはない」と一蹴されてしまったなど言い出したらキリがないくらい。。。
求人に応募する際は情報を集めてから、応募するかしないかを改めて決めることを強くお勧めします。