転職活動が長期続いてしまい先が見えない。正直疲れた。。。
転職活動は通常2ヶ月~3ヶ月かかると言いますが、うまくいかずに長期になってしまうこともあります。
ぼくの転職活動は最長でなんと1年半です。その1年半で様々な企業に応募しました。
応募した会社
・パチンコのチラシ制作会社
・流通系のチラシ制作会社
・デザイン会社(多数)
・通販会社
・印刷会社
・Web制作会社
・販促物制作会社
・イベント関連会社
こうして書き出してみると、受けた会社の種類だけでも多いですね(;'∀')
そして自分がどんな仕事をしたいかすらブレブレです。
当時勤務していた会社が危機的状況だったとしても、焦りすぎだったのではと改めて思います。そして1年半かけて転職活動をした結果は、精神的に疲れて自信を無くすということだけでした。
この転職活動で、なぜこのような結果になってしまったかを、書いていこうと思います。
妻の出した転職の条件が厳しい
どこからも内定が出なかったわけではなく、内定を出していただいた会社に限って条件が合わずに辞退することになっていました。
辞退することになる理由は、家族が出した条件が厳しくて内定を出していただける会社と条件が合わないということでした。
家族が出した条件とは
・残業がない(あっても月10時間以内)
・給料が今より上げたい
・通勤時間は1時間以内
・年間休日は120日以上
・転職先は少人数ではない企業 など
まず、残業がない会社を探すのは大変難しく、特にクリエイティブ関係の仕事なら無いといってもいいのでは?と思うくらいでした。
給料面に年間休日の多さ、通勤時間に企業の大きさなど多数の条件を満たすところを探すのに苦労ていました。
条件のすべてを満たすところはそうそう見つからないので、譲れない条件である残業時間と給料面をメインに探すことに。
内定しても条件が合わず辞退も繰り返した
月の残業が20時間以内ならいくつか見つかりはするのですが、求人をよく見ると「平均20時間以内」など若干怪しさを匂わせるところがほとんどでした。
応募してみるも、面接の時に確認すると実際は深夜残業が当たり前だったり年間での平均残業時間は20時間程度という例もありました。
月平均じゃなくて年間平均じゃないかとツッコミを入れたくなったのは言うまでもありません。
ちなみに残業のことで質問した時にこんな返答をするところは気を付けた方が良いと思いますのでご参考程度に。
残業時間ではなく、労働時間で答えてくる。あくまで残業時間は答えない。
例:弊社の月の労働時間は220時間です。
↑月の就業時間が160時間とすると、残業は月60時間。1日3時間程度の残業。
残業の多さを隠す企業も多い。定時で帰れる日もある事を強調してくる
残業が多い会社でも、月に数回でも定時で帰れることができれば定時に帰れたという事実ができます。
その場合、月に数回の定時以外は残業なので注意が必要です。
みんなで早く帰れるように頑張りましょう!
との返答をいただいたこともあります。ここまでくると精神論ですね。
なんとかごまかして採用しようとする企業も多く存在します。
転職条件に残業がネックになっている人はしっかり確認をして怪しければ辞退しておくことをおすすめします。実際に痛い目にあったので。
また、給料面も希望を出すのですが苦い顔をされるだけで不採用という結果が待っていることが多かったです。
無理もありません。経験値がそこまでなく給料面の提示をしてくる人間を採用するなんてデメリットでしかありません。
中には条件を聞き入れてくれるところもありましたが、残業時間が多くてこちらが呑める状態ではないので辞退することも避けられませんでした。
すこし、話がそれるかもしれませんが希望職種に関係ない会社に内定してしまうということもありました。
なんとなく新聞の落ち込みチラシとして紛れていた求人に妻が気づき、ぼくに応募をしてみたらとチラシを渡してきたのですが、その募集職種が昔過ぎて記憶が曖昧ですがインターネットの取り付け工事か何かだったと思います。
仕事の内容も自分がしたいことを選ぶのか、家族を守るためにしなければならないことだと言い聞かせてしたくないことを選ぶのかもわからなくなっていました。
家から近かったので応募をしてみたら、どうやら応募をしてきたのがぼくともう一人だったらしく、条件を十分満たしていたそうなのでその場で内定という状況に。
もう一度自分の頭と気持ちを整理して後日自体の連絡をしました。
こういった応募は2度としてはいけないと今も肝に銘じています。
転職がうまくいかない、在職中の会社の状況も厳しい
この時在職していた会社も人件費削減を社長が決定していたので、給料が下がるまでのリミットは迫っていました。
なんとかリミット前に転職を使用と試みましたが、間に合わずXデーを迎えることに。
この日を境に転職活動をする気も起きず。無気力に仕事をする日々が続きました。
人数と収入が減ってしまい余裕がない状態で、転職活動をする余裕もなくなっていたのもありましたが。
現状をもう一度見つめ直し、転職活動を休むことに
最終的な決断は、転職活動を休み自分に足りないものを積み上げていくことに決めました。
在職していた会社の代表からも続けて欲しいと言われていたので大変有難かったのですが、転職の意思も伝えていたので続けると申し出るのに勇気がいりました(-_-;)
残ったメンバーで切り盛りし、今までのやり方ではダメだと思い自分なりに独学を進めて守備範囲も少しずつ広げていきました。
お客様からの要望を聞くだけでなく、提案をしていくスタイルに切り替えることで評価も変わっていきました。
後にこれが大きな経験やスキルになっていくことになります。
経験やスキルは転職先で手に入れたい。今の会社では無理だと思っていたのですが、自分が考えて行動することで転職をしなくても得られるものもあることに気づくことができました。
転職自体は失敗でしたが、自分が成長するキッカケにった体験です。
この数年後にまた転職活動することになるとは思いもよりませんでしたが。