将来Webデザイナーになりたいけど、飽和状態と聞くと目指していいか不安になる。
ネットで検索するとWebデザイナーは飽和状態と結構書かれています。
これではWebデザイナーを目指しても将来的に困ってしまうのではないかと不安になるのも無理はありません。
そこで今回は、今後Webデザイナーが生き残っていく可能性を記事にしました。
こんな悩みを持つ方におすすめ
・Webデザイナーって将来性あるの?
・Webデザインのスキルは今後必要なの?
・Webデザイナーになるのは間違い?
結論を言ってしまうと、Webデザイナーが生き残れないとは全く思いません。
生き残れないのは
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
変化や向上することを避けている人です
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
知識やスキルがないのであれば身に付ければいいのです。
こんなぼく自身でも、Webの勉強始めたのは30代ですし(;´・ω・)
20代ならもっと可能性はあります!
飽和状態のWebデザイナーが生き残る方法とは
一昔前はWebデザイナーは重宝されていました。しかし、時代の発展でWebデザイナーを志す人もたくさん増えて、今は飽和状態。
Webデザイナーでも特別すばらしいデザインをされる方やコネクションを持っている方はそれだけで生き残ることは十分できます。
でもそんな人は一握りですし。
Webデザインだけでは生き残るのは難しい
Webデザイン自体もありふれていて、ロゴの位置やメニューバーなどのレイアウトもほぼ決まっています。
正直Webデザインだけでは生き残るのは難しいのが現状になります。
HTMLとCSSのなどコーディングのスキルも今では当たり前になってきているのでWebサイトを自分で一通り作れても安心はできません。
Webデザイナーとして今後生き残るためにはどうしたらいいか以下にまとめました。
Webエンジニアとしての道
Webの仕事からプログラムの方は大きく踏み込んだWebエンジニアという仕事もありますが、もちろんプログラム言語も覚える必要があります。
そこで、Webエンジニアになるのに必要なプログラム言語を挙げてみました。
Webエンジニアに必要なプログラム言語
▢ Javascript〔おすすめ度:★★★★〕
▢ PHP〔おすすめ度:★★★〕
▢ Ruby〔おすすめ度:★★〕
▢ Java〔おすすめ度:★★〕
▢ Javascript
Webサイトの動的ページ作成やWebアプリの開発までできる汎用性の高いプログラム言語です。
Webデザインとコーディングを覚えた後はJavascriptが一番おすすめです。
▢ PHP
こちらはサーバーサイドで使われるプログラム言語で、わかりやすく言うと通販サイトやWordpressなどのCMSで用いられている言語です。
▢ Ruby
日本では人気のプログラム言語でRubyが使われている大手のWebサービスを挙げるとクックパッドや食べログがあります。
開発効率が良くコーディングしやすい言語になります。
▢ Java
世界的に使用されているといってもいいメジャーな言語。その理由には「汎用的でOSに依存しない」こととあります。
たしかに開発環境であるOSに依存してしまうとサービスを利用するユーザーに制限がかかってしまいます。
安定して動作するプログラムは信用性が高いということなんですね。
Webディレクターへステップアップ
WebデザイナーからWebディレクターになる道もあります。どちらかというとこの道を選択される方は比較的多いんじゃないでしょうか。
Webの案件をまとめて人員を確保し指揮をとる仕事です。人とのコミュニケーション力と進行管理能力が問われる仕事なのメンタルを鍛えておくことをおすすめします。
グラフィックデザインも身に付ける
紙面にデザインするスキルと広告の知識も必要になりますが、身に付けることで総合的な提案をお客様にすることが可能になります。
ただ、グラフィックデザイナーからWebの勉強をしている人も大勢いるので、グラフィックデザイナーとWebデザイナーという垣根はなくなっていくことでしょう。
というか、今でもほぼ無い様にも感じます。
フリーランスとして独立するなら営業職のスキルも必要
Webデザイナーに憧れていて、将来はフリーランスになるんだ!と意気込んでいる方も多くおられると思います。
しかし、フリーランスになる上で一番必要になるのは営業力です。
仮に300万円のWebサイトを制作できたとしてもそのWebサイトを売ることができなければ何の価値もありません。
逆に300万円の仕事をいくつも受注できる営業力があればWebのスキルがなくてもフリーランスにもすぐなれてしまいます。
Webサイトの制作自体は同業種の繋がりがあれば、外注や分業するなどできるので問題ありませんし。
ブランディング力
Webデザインの範囲の仕事ではありませんが、Webサイトは企業やショップのブランドを発信する大切なツールです。
お客様のオリジナリティをしっかり聞き出し、Webサイトに構築させていく必要があります。
それに上手くいけば企業やショップの顔ともいえるロゴを作成できるチャンスも生まれます。
WebサイトのSEO対策でコンサル業も兼務する
WebサイトのSEO対策も行い、Webサイトのアクセス数の経過を見ながら戦略を立てていくコンサル業も兼務できるとお客様とも長い付き合いになっていくでしょう。
ブランディングもそうですがせっかく仕事の依頼が来たのに単発的な仕事にしてしまうと勿体ないです。
お客様とのご縁は大切にするべきなので、長期的なWebサイトのメンテナンスや管理なども並行でしていけると理想的です。
まとめ
飽和状態のWebデザイナーが生き抜くのが難しいと考えられるのは「Webデザインのみしかできない」場合だと考えます。そうなるとWebデザイン以外のこともできればいいわけなのです。
むしろWebデザイン以外の要素が今後を決めるといってもいいでしょう。
3分類されると考える分かれ道
1.Webエンジニアへの道
現在、Web業界ではプログラマーやシステムエンジニアの方が需要がある印象です。
Webデザイン以外にHTMLやCSSは大前提ですが、JavascriptやPHPなどのプログラミングのスキルを持っておくと他のWebデザイナーとの差別化につながります。
2.Webディレクターへの道
デザインよりもディレクションが向いている場合は早めにシフトしていくのも手です。
現場を指揮して、Web制作を管理していく立場になれると40代でも転職できる可能性が大きく上がります。
またWebディレクターになるとお客様や委託会社との繋がりも広がるので、独立もしやすくなると考えられます。
3.Webを用いたコンサルへの道
SEO対策やブランディングの提案を駆使してお客様との長期的な付き合いをしていくコンサル業。
こちらはWeb制作の知識というよりも企業のオリジナリティと強みを見出すスキルが必要になります。
Webデザインをするだけなら未来は厳しいものになりがちですが、WebエンジニアやWebディレクター、コンサルなど可能性を広げることは全然不可能ではありません。
まずは、Webデザイナーの未来を不安視するのではなく、そこから広がる可能性を見てはいかがでしょう。
関連記事もあるので良かったらどうぞ
Webデザイナーへの転職は職歴が多くても不利じゃない!積極的に自分をアピールしましょう