転職が成功し、初めはやる気に満ちていて仕事をどんどん覚えてやりがいのある毎日を過ごしていると思います。
しかし、3ヶ月くらいを目安に辞めてしまうことも少なくはありません。一度入社すると2、3年は勤めなければいけないんじゃないかと思ってしまい余計に自分自身を苦しめる人もいるのではないでしょうか。
入社して3ヶ月で転職は可能なのか。条件が揃えばできます。
その条件とは
・退職する理由（これ大事）
・次に転職したい職業や会社はあるのか
・自分に転職するだけの経験とスキルがあるか
上記の条件を揃えることができれば入社3ヶ月でも転職できる可能性がみえてきます。
そしてそれは、間違いです。
僕自身2回ほど経験していて、辞めた後にほぼ確実に困りました。
今回は辞める前に確認しておくべきポイントをまとめたので、行動に出る前に一度読んでみてください。
入社3ヶ月で辞めてしまう原因の例
辞めてしまう原因は人によって様々ですがおおまかに例を挙げました。
それぞれの例を少しだけ掘り下げてみます。
⬜︎ 入社3ヶ月で辞めたいと思ってしまう原因の例
・仕事内容が思っていたのと違っていた
・残業が多い
・人間関係がよろしくない
・会社の雰囲気が独特すぎる
・仕事を教えてくれる文化がない など
求人で希望職種を探して入社したのに、入ってみたら仕事内容が違っていたということは必ずではないですが、少なからずあります。
しかし、希望を持てる場合とそうでない場合で分かれます。
例えば、
・デザイナーとして入社したのに資料作成ばかり
・入社したら先輩の作ったデザインデータの出力しかやっていない など
これは経験を積むことでデザイナーとして仕事ができる可能性があります。下積みとでもいいますか、経験がないうちは先輩作ったデザインを見てセンスやスキルを盗む時期です。将来的にデザイナーとして活躍してもらうために色々吸収させようとするためなのでしょう。
仕事内容が思っていたのと違っていた
求人で希望職種を探して入社したのに、入ってみたら仕事内容が違っていたということは必ずではないですが、少なからずあります。
しかし、希望を持てる場合とそうでない場合で分かれます。
例えば、
・デザイナーとして入社したのに資料作成ばかり
・入社したら先輩の作ったデザインデータの出力しかやっていない など
これは経験を積むことでデザイナーとして仕事ができる可能性があります。下積みとでもいいますか、経験がないうちは先輩作ったデザインを見てセンスやスキルを盗む時期です。将来的にデザイナーとして活躍してもらうために色々吸収させようとするためなのでしょう。
残業が多い
残業が多すぎて自分の時間が取れないなんてよくありますね。
これも２つに分かれます
・入社前に確認したとおりだけど実際は大変だった
・予をはるかに超えた残業時間だった
前者は自分でしっかり残業する覚悟がなかったということになるので自業自得ですが、後者の場合は生活にも影響が出てくるので、辞める理由は十分です。
人間関係がよろしくない]
常に辞めたい理由Top3に入る人間関係。
こちらも辞める原因になるかを考えてみましょう。
人間関係も理由によりますが
・なんとなく周囲と馴染めない
・明らかに職場の雰囲気が良くなく殺伐としている
なんとなく周囲と馴染めない場合は自分から話しかけてみるなどして改善が期待できます。
どうせ辞めるならという、開き直りも兼ねて話しかけてみてはいかがでしょうか。殺伐とした職場の雰囲気を改善する場合は何年もかかります。転職も視野に入れましょう。
会社の雰囲気が独特すぎる
独特な会社の雰囲気は裏お返せばオリジナリティがあるということでもあります。
慣れてしまえばこっちのものですが、よくない風潮や体質がある場合は考えものです。
□ こんな風潮は要注意
・宗教じみている
・会社の商品を社員が買わされる
会社はある程度の宗教要素があると協力性が出て組織としては強いと思います。けれども、度が過ぎると要注意。
宗教要素が強すぎると年収が低くても満足してしまう傾向があります。
また、販売会社だと自分で購入させられたりするのは致命的です。
長く勤めるのは難しいと考えます。
仕事を教えてくれる文化がない
仕事は自分で覚えるものという昔からの文化が日本にはあります。
仕事は教えてもらうものではなく盗むものだと、はじめは言われていました。
職人の世界ではそうかもしれません。では、そうでない一般の会社で仕事を教えないとなると会社の損益にあたります。
人ひとり分が全く機能しなければ人件費が丸っとマイナスに働いてしまいますから。
辞めることで解決できるのか
辞めることで現状の解決はできると思います。しかし、次に勤める会社でも同じ問題にぶつかれば同じように辞めるか嫌々続けることになるでしょう。
なので、本当に辞めることで解決できる問題なのかどうかを見極める必要があるんです。
⬜︎ 辞めることで問題解決できる
・仕事内容が思っていたのと違っていた
・残業が多い
⬜︎ 辞めても問題解決できない
・会社の雰囲気が独特すぎる
・仕事を教えてくれる文化がない など
・人間関係が良くない
仕事の内容の違いや残業が極端に多い場合は転職で解決することもあります。逆に人間関係や会社の体質なんかは入社してみないとわからないと思います。
入社してからじゃないとわからないことについては転職では解決できないと思います。性格や会社の体質なんかは徐々に慣れていってそれでもダメなら転職も視野に入れていくこともアリだと考えます。
入社して3ヶ月で辞めるデメリットの回避策
入社して3ヶ月で辞めてしまうとやはりデメリットは発生します。
採用側も良くはみてくれないと考えておいた方が気は楽になります。
辞める理由を固めておこう
早期退職で次の転職先を探すには辞めるデメリットの回避策を考えなければなりません。会社を3ヶ月で辞めるにはそれ相応の理由がないとデメリットになるので注意が必要です。
デメリットの回避策は「辞める理由」です。
辞める理由が正当でできれば前向きな内容だと好感も持っていける可能性もあります。
まとめ
辞めたい会社はあなたが入いりたい会社だったはず。辞める前に一度考えて、それでも決意が揺るがなければ転職もやぶさかではありありません。
ただ入社して3ヶ月で辞めるという事実、変わらないので周囲の目はあまり気にしないようにしましょう。
