転職して1ヶ月だけど退職しても問題ないのかな?
転職したけど、条件や聞いた話と全く違っていたり思ったり人間関係が良くなかったなどが理由で辞めてしまう人は少なくありません。
しかし、転職して1ヶ月で辞めてしまうと家族や世間体に良く思われない。なによりも次の転職に大きく響くのではないかと不安が絶えません。
実をいうと僕も転職失敗した時に1ヶ月で退職を決意しました。そんな自分の体験を含めて悩みを少しづつ解消できれば幸いです。
こんな悩みを持つ方におすすめ!
・転職した会社が合わない
・面接の時に聞いた話と条件が違っていた
・思ったより仕事が激務・入社1か月で転勤の辞令が来た
・ブラック会社だった など
気持ちを落ち着けてから再度辞めるか考えてみる
希望に満ちた転職だったはずなのに、転職前の方が良かった。なんて思ってしまいますが、いま自分が置かれている状況は過去ではなく今なんです。
後悔の念があると、視野が狭まり周りが見えなくなってしまいます。なので、一旦自分の気持ちを落ち着けるように行動してみましょう。
落ち着いて狭まった視野を広げるためには、頭の思考を今の職場から遠ざけることですが方法はなんでもいいです◎
一旦気持ちを落ち着けるために
・趣味をする
・ゲームをしてみる
・友達や家族と話す
・映画を見る
・漫画を読む
何かに没頭できるものがいいと思います。
あくまで気持ちを落ち着けて、凝り固まった頭や気持ちをほぐすためなのでやりすぎは禁物です。
もしかしたら
・悩むほどのことではなかった
・自分でなんとかできる悩みだった
・悩みよりも目標が優先されて勤める気になった
など、考えが改まったりしたらラッキーです◎
冷静に考えてみて、それでも辞める気持ちが変わらないなら今の自分にとって正しい判断だと自信を持つようにしましょう。辞めることに後ろめたさがあるなら、今後の転職活動に響くので続けるのも辞めるのも決心が必要なんです!
退職する前に必ずやっておく確認と準備
すぐにでも辞めたい気持ちが優先されがちですが、まずは現状の確認をしましょう。
辞める前に確認しておくこと
・貯金はどれだけあるか
・転職活動再開の準備はどこまでできているか
・現在勤めている会社の退職するまでの期間
▢ 貯金はどれだけあるか
会社を辞めるときは現在の貯金がどれだけあるかを確認しておきましょう。辞めてしまってからだと収入がストップしてしまうので、転職活動自体が厳しくなります。
▢ 転職活動再開の準備はそこまでできているか
辞めてから再開するならなおさら転職活動再開の準備はしておく必要があります。
転職活動を再開するのに必要な準備
・転職サイトのプロフィールの更新
・履歴書、職務経歴書など必要書類の準備
・転職エージェントの登録(面談して希望も伝えておきたいところ)
最低でも上記の準備はしておきましょう。
▢ 現在勤めている会社の退職するまでの期間
退職の意思を伝えたあと、すぐに辞められない場合もあります。大抵の会社は退職の意思を伝えた後、2~3ヶ月後の退職になります。
失業保険の確認も忘れずに
次の転職先がすぐ見つかるとは限りません。むしろ転職1ヶ月で退職を決意しているのなら、慎重になるのが当たり前です。
じっくり会社を探したいのに貯金がないと生活もできません。転職活動と同時に失業保険の手続きもしておきましょう。
失業保険は自主退職の場合、申請して支給されるまでに約4ヶ月かかります。
退職理由は慎重に考えましょう
転職して1ヶ月で退職を決意した時、慎重になったのは退職理由でした。
この時の退職理由
・残業時間が面接で聞いた話と大きく違っていた
・仕事内容も違っていた
・結果として子育てを含む生活が転職前よりも大変になった
家族のために転職をしたはずが家族に負担をかける結果になっていたので、すぐに転職の決意をしたのが理由です。会社の良くない部分を見抜けなかった自分にも非はあることを認めた旨を面接時に伝えることで誠意も汲んでもらえました。
転職1ヶ月で退職するには、やむを得ない事情をしっかり面接時に説明することでマイナスイメージを回避することができます。しかし、あまり長い説明になると「言い訳」に取られてしまうので注意が必要です。
マイナスイメージを解消を期待できる退職理由
・転職を余儀なくされる理由がある
・生活に影響が出るほどの残業があった
・仕事に前向きな意思がある など
仕事が合わなかったなどの理由では必ずマイナスイメージになるので、気をつけましょう。
転職失敗で得た教訓を活かす
転職が失敗になったといっても損ばかりではありません。失敗の原因を考え直し、次の転職活動に活かしました。
転職失敗の原因
1.求人情報と面接の話を鵜呑みにしてしまった
2.年齢も30半ばだったので転職に焦っていた
3.長く続けられそうな会社に入りたかった
1.求人情報と面接の話を鵜呑みにしてしまった
これは一番やってはいけませんでした。
会社によっては平気で嘘をつくところもあるので気をつけなければなりません。
ぼくが転職失敗した会社も、社員の人に話を聞くと嘘を並べて入社させていたみたいですし。
2.年齢も30半ばだったので転職に焦っていた
30代半ばになると転職に焦りも出ます。
なぜなら、30後半になってくると、給与の交渉など条件の向上は望みにくくなっていきます。
3.長く続けられそうな会社に入りたかった
前に勤務していた会社は社長も含めて5人程度の少人数の会社でした。その上、ぼく以外の社員の平均年齢は50歳以上!平均年齢がですよ!
それに仕事も暇な方だったので、将来も不安になってました。
他に社員を入れるだけの余裕もなく、社員が辞めて弱体化していく様は不安しかありません。長く務めるには会社に長期存続してもらわなければなりません。
会社の昼休みを使って応募や面接の日程の調整をした
次の転職先がすぐ見つかるとは限りません。
しかし、辞めたい気持ちもMAXだったので昼休みになるとノートPCをもって近くの喫茶店に行き、応募と面接日程の調整をしたりしていました。
ノートPCの持ち込みが無理ならスマホで応募でも問題ありません。むしろ無駄な荷物が減っていいかもしれませんし。
半休を使って面接に行っていた
面接は平日の昼間に行われることが多いですね。
なので、面接は午前休や午後休を使って面接に行っていました。
結構な頻度で使っていたので、同じフロアの社員からは転職する気満々と思われていたと思いますが。
転職先が決まらないまま退職に
我慢しながら転職活動をしていましたが、とうとう限界になり退職に至りました。
その間の転職活動状況は
・1社内定
・1社返事待ち
でした。
内定した1社はWeb制作の仕事で、当時Webの知識がほとんどありませんでしたがグラフィックデザインの実績で内定をいただけました。
ただ、給与面が希望と合わず、残念ながら辞退することに。。。
もう1社の結果に望みをかけることに。結果は内定で胸を撫でおろしました。
結果的に成功しましたが、綱渡りな転職活動でした。
まとめ
転職失敗して1ヶ月で退職の決断は難しいかもしれません。
しかし、家族との時間を作るはずが全く反対の結果になってしまったので今回のケースはすぐに退職を決意して良かったと思ってます。
転職してすぐに辞めたいと思った場合、よく考えて、それでも気持ちが変わらなかった場合は自分を信じて退職をするという判断も大事です。
まずは一旦気持ちを落ち着けてゆっくり考えてみましょう。