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デザイナー面接の服装は最重要!キャリアアドバイザーも教えてくれない事実

デザイナー面接の服装は最重要!キャリアアドバイザーも教えてくれない事実

面接の時にどんな服装で行こうか悩んだことはありませんか?

ぼくも服装に関しては悩みました。
そして完膚なきまでに失敗したことが何度もあります。

服装でそんなに失敗するものなのかと思ってしまいますが、面接時にスーツで挑んでかなり否定されました。

確かにデザイナーなどのクリエイティブな職種でスーツ着た人間が面接に現れたら確かに違和感は感じますね。

でも、インターネットで調べたり人材紹介会社に聞いたりしても面接時はスーツです。と、私服で行くようなことは特にありませんでした。

しかしスーツで行くことで大損をしていたとは思っていませんでした。

デザイナーの面接で営業と間違われる

営業と間違われる

面接に行った時、まず応募した人と認識されず営業の人と何度か間違われました。
要素としてはスーツだけでなく髪型もカッコよく言えばベーリーショートにしていたので見かけとしては完全に営業に見られていたのかもしれません

面接開始から面接担当の表情の大半は興味のなさそうな感じでぼくを見ていました。
面接時間も短い時が多く、最短は15分で終わったこともありました。

ある程度の説明が終わると、「質問はありませんか?」と面接担当に聞かれはしますが相手からのこちらに対する質問は全くありません。
興味がなく、早く面接を終わらせたい雰囲気がかなり漂っていてわかりやすかったのをよく覚えています。

応募した中には、1時間ほど説教をされたこともありました。こちらが発言しようとすると止められるし一方的でした。挙句、合否の結果は1週間後に出すと言われましたが来ませんでした。そもそも書類通過してから面接までの期間が1ヶ月ほどあったことが信じられませんが。

あくまでぼくの中での体験ですが、スーツで面接に行って損はかなりありましたが得なことはないといっても過言ではありません

面接の時は応募する企業によってドレスコードをしっかり考えなければならないと思うキッカケになりました。

なぜデザイナーの面接にスーツで行っていたのか

そもそも、そんな思いをしてまでなぜスーツで面接に行っていたかというと当時通勤していた会社がスーツ勤務だったのです。

面接は平日ですし、スーツなのにわざわざ私服に着替えるのも当時のぼくとしては違和感があり結局スーツで面接に行くことにしていたためです。

勤務していた会社は小さな印刷会社でデザイナーという職種はおらず、制作している人間たちもスーツや制服でそろっているというなんとも言い難い職場でした。

リーマンショックで転職を余儀なくされましたが、まさかこんなところでスーツ問題が関わってくるとは思いもよりませんでした。

結局、この時の転職はスーツ以外の理由もあって断念したのですが次に転職をする際はどうにかドレスコードを何とかしようと決意したのでした。

面接に挑むときは服装と髪型のセレクト

この数年後に再び転職活動する機会が訪れるのですが、その間に服装に関してもできるだけ準備をしました。

当時勤務している会社では、デザイナーと呼べると一緒に働いたことはないし打ち合わせでたまにいくデザイン事務所は完全私服だったのでどのような格好で面接に行く結局わかりませんでした。

なので、できるだけ自分の感覚で服装を考えてせめてスーツではない形で面接に行ける環境づくりをしました。

▢服装をある程度自由化
スーツで勤務でしたが、リーマンショックにより社員が退職していき4名ほどになることで発言や意見も自由に通るようになることに。
社長も肩ひじ張らなくなっていたので、ある程度ですが服装は自由になりました。

▢髪型と髭でデザイナーの雰囲気をつくる
服装の自由化に続き、髪型もツーブロックにして横に流して雰囲気づくりをしましたし、髭も生やすことでデザイナーらしく見せるようにしていました。

▢バッグや小物などにも気を遣う
ビジネスバッグだったのをトートバッグやリュックに変更し、文具やノートなどにも気を遣いました。どこにでもあるようなものではなく、ボールペン一つとってもこの細さが良いとかノートでも方眼紙やスケッチブックを使うなど。実用性とデザイン性を兼ねたものを使うようにしていました。

これで正解なのかは当時はわかりませんでしたが、この時できることはすべてしたつもりです。

服装を変えて面接に挑んだ結果

転職失敗から数年後、再び転職に挑戦する機会が出てきました。
この時、ぼくは30代半ばになっていて年齢だけで言えば前回の転職条件よりも不利な状況です。

いざ面接へ挑みに行ったのですが、驚きました。
面接担当が言った一言は「雰囲気あるね」です。

いままで、デザイナーのオーラがないとかデザイナーっぽく見えないなど言われ内心傷ついていましたが、服装や髪型を変えることでここまで印象が変わるとは思いもしませんでした。

その後、条件の合いそうなところにいくつか面接に行きましたがほぼすべての面接で好印象を受けることができました。

仕事をする上でも打ち合わせの際、お客様からの印象も良くこちらからの意見や提案もスムーズに聞き入れてくれるようになりました。

もし、雰囲気や身なりで転職に行き詰まりを感じているとしたら思い切って変えてみませんか?きっと相手の受ける印象も変わるはずです。

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