キャリアアップ

Webデザイナーなった後は?転職後の将来設計もしっかりしておく

ただデザイナーになりたいだけでは続かない。挑戦したい分野は?

グラフィックデザイナーやWebデザイナーへの転職への転職を目標にしている方々は大勢いると思います。

その大勢いる志望者の中で自分の将来や目標を思い描いている人はどれだけいるのでしょうか。
転職でも新卒の就職活動でもそうだと思いますが、今はWebサイトに登録していくつもの企業へ簡単に応募できる時代です。
昔のように1社ずつ電話や書類の郵送をするような面倒なことは全く必要ありません。

ですが、たくさん応募できるメリットの裏には応募する1社ごとに対しての将来のビジョンがどうしても希薄になってしまいます。

なので質より量になってしまい、落ちる量も比例するため落ち込む頻度も多くなります。今後のことをあまり考えず、応募をするという作業に徹してしまいがちになります。

念願のグラフィックデザイナーやWebデザイナーに転職できた時、その後はどうしますか?グラフィックデザイナーでも社員として続けるのか、もしくは独立という道もあります。

Webデザイナーでも同じです。独立という道もありますし、Webディレクターへキャリアアップをする道だってあります。

そういったことを考えると、自分自身どんなデザインをしたいのかや何に対してのデザインのプロになりたいかなどを予め決めておきたいところです。

じゃないと、入社した企業の制作する内容と自分がしたいデザインがかけ離れていた場合、長くは続かないかもしれないからです。

自分の活躍したい分野やデザインを順を追って考えていきましょう。

どんな分野のデザインに興味がある?

グラフィックデザイナーやWebデザイナーになるにしても、デザインをしたい分野を絞っておくと応募する企業も絞れますし、志望理由にもつながるので一石二鳥です。

▢グラフィックデザイナーの場合
・広告
 新聞広告、交通広告、OOH(街頭広告、看板広告、ラッピングカーなど)
・折り込みチラシ
・販促物
 パンフレット、DM、リーフレット、名刺、ポップなど
・ロゴマーク制作

▢Webデザイナーの場合
・コーポレートサイト(企業Webサイト)
・ショップの通販サイト
・求人サイト

他にも色々あると思いますが、ざっくり書いてみました。
少し予備知識を足すと、通販サイトや求人サイトはWebデザインよりもシステムの部分が重要視される傾向が多いのでWebプログラマーとのコミュニケーションが必須になります。

どんなデザインに興味がある?

やってみたい分野が決まったら、次は興味がある業種は何かです。

ざっくりですが書き出してみると
・飲食店
・不動産、建築
・ファッション、アパレル
・家具、インテリア
・旅行代理店
・スポーツジム
・塾などのスクール
・料理やお茶の教室

・ビジネスコンサルタント
・税理士、会計士

細分化するともっと多いですが、10個程度は出てきます。

自分がデザインしていきたい業種があれば、そこも視野に入れて応募する企業を絞ることをおすすめします。

また、自分のやりたいデザインの業種に将来性があるかも考えなければなりません。
もし将来なくなる可能性の業種であるなら、お得意様が消えるかもしれないので。

複数の分野や業種に詳しくなるとデザイン力も上がる

分野を絞って深く経験しておくことはすごく重要です。
しかし、重宝されがちなのは複数の分野や業種に詳しい人材です。

浅く広くてでいいので色んな分野や業種に携わっていくと様々な場面で応用が利くようになりますので。

例を挙げると
販促物+ロゴマーク+コーポレートサイト
この2つのデザインに強ければ、起業したばかりの会社にスタートパックのような形で提案ができます。

スタートパックは下記のようなセットで提案できたりします。
・ロゴ制作(シンボルマーク+タイプロゴ:仕様書含む)
・名刺(100枚程度)
・パンフレット(A4二つ折り 両面カラー/オンデマンド印刷:100冊程度)
・コーポレートサイト(3~5ページ程度、オプション:求人ページ)

分野を広げるとこのような提案もできます。
さらにいろんな業種にも強ければスタートパックを提案できる場やチャンスが広がるということになります。複数の分野や業種に強くなることをおすすめします。

まとめ

まずやりたい分野を絞ることで応募する企業も変わってきます。
広告デザインがしたいなら広告代理店からの仕事が多いデザイン会社などになりますし、販促デザインがしたいとなれば企画やイベント会社とつながりのあるデザイン会社などになります。

Webサイトも会社によって業種の得意不得意は必ずあります。
どんな業種のデザインが強いかなど下調べをしておいて損はないと思います。

応募する前に自分のやりたいことと応募する企業がマッチしているか確かめておきましょう。

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